竹田城跡で眺める雲海

[兵庫県朝来市]

竹田城は、現在の兵庫県朝来市和田山町竹田の標高353.7mの古城山に築かれた城。
現状は全国でもまれな完存する山城遺跡。『国史跡』

晩秋の快晴の早朝によく朝霧が立ち込め但馬地方での風物詩となっている。この霧が雲海となり遺跡を包む幻想的な姿は、まさに天空に浮かぶ城を連想させ、「天空の城」・「日本のマチュピチュ」と呼ばれるようになる。
『恋人の聖地』平成24年

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*朝霧に包まれる

夜明の一帯は朝霧に包まれている。

虎臥城大橋〔とらふすじょうおおはし〕橋長402m、最大高さ36.5m

 

朝霧に包まれる竹田城址
朝霧の竹田城本丸跡
朝霧に包まれる竹田城址

 

*竹田城跡から雲海を見下ろす

日が昇るとともに一面包まれていた霧が薄れ、雲海が広がる。その雲海も時間とともに薄れ8時頃には消えてしまう。

竹田城 北千畳跡
竹田城 南千畳跡
竹田城 花屋敷跡
竹田城跡から眺める雲海(南東方向)
竹田城跡から眺める雲海(南方向)
竹田城跡から眺める雲海(南方向)
竹田城跡から眺める雲海(北方向)
竹田城跡から眺める雲海(北北東方向)

山城の竹田城は、山頂の天守台を中心に北千畳、南千畳、花屋敷の各曲輪が放射状に配置されている。

 

 

*城跡

竹田城跡
竹田城本丸跡
竹田城本丸跡

石垣は主に文禄年間から慶長初期の間に築かれ、関ヶ原の戦いの後に廃城。その後約400年を経て石垣を一部修復し現在の姿となる。

 

*藤和峠から見る竹田城跡

藤和峠から見る竹田城跡
藤和峠から見る竹田城跡

竹田城跡の北西に位置する藤和峠からは、朝陽と竹田城が狙える。

ポスターなどにも使われている、天空に浮か城を見たい場合は立雲峡。

 

 

山頂にある竹田城跡へは、主に4つのアクセスルートがあるが、シャトルバスを使っても徒歩約20分、駅から徒歩だと1時間近く歩くことになる。駐車場は駅周辺と山腹の観光施設『山城の郷』にある。

 

*入城料
大人 (高校生以上)1人/1回 500円
中学生以下   - 無料
*入城時間
(春) 3月1日~ 5月31日
08:00 ~ 18:00(最終登城 17:30)
(夏)  6月1日~ 8月31日
06:00 ~  18:00(最終登城 17:30)
(秋)雲海シーズン  9月1日~11月30日
04:00 ~  17:00(最終登城 16:30)
(冬)12月1日~翌年1月3日
10:00 ~  14:00(最終登城 13:00)

 

撮影日:2019.10

撮影場所:竹田城跡

 



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