［高知県室戸市］
室戸岬灯台〔むろとざきとうだい〕は、四国室戸岬の高台に立つ高さ15.4m、今となっては珍しい白亜の鉄造灯台。
光度160万カンデラ。光達距離は日本一の約49km（26.5海里）、平均海面から灯りまでの高さは154.7mの、日本に5箇所しかない第1等レンズ（レンズ直径 259 cm、焦点距離 92 cm）を使用した第1等灯台。
【犬吠埼灯台（千葉県銚子市）・経ヶ岬灯台（京都府京丹後市）・出雲日御碕灯台（島根県出雲市）・角島灯台（山口県下関市）】
展望台からは独特な形状と、1等フレネルレンズが目の高さで見ることが出来きる。
毎年11月１日に近い日曜日に『室戸岬灯台まつり』が開催される。その前日の土曜日夜（17:00 ～ 19:00）及び当日には、普段立ち入ることのできない灯台部が一般開放される。
『日本の灯台50選』に選定
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＊室戸岬灯台
＊室戸岬灯台からの夕景
＊室戸スカイラインからの景色
室戸岬スカイラインは1981年4月1日に無料開放された、室戸岬中央部の尾根伝いに南北に約9kmに延びる高知県道203号線。室戸岬最御崎寺・室戸岬灯台・室戸岬山頂・津呂山の展望台（室戸スカイライン展望台津呂山）を繋ぐ。
＊室戸岬海岸からの景色
室戸岬〔むろとみさき・むろとざき〕は、高知県室戸市の太平洋に突き出た岬。
室戸岬から西側は階段状の地形が形成された海岸段丘が見られる。
国の名勝（1928年指定）・室戸阿南海岸国定公園（1964年6月指定）・世界ジオパーク（2011年9月認定）
＊室戸岬乱礁遊歩道〔むろとらんしょうゆうほどう〕
室戸岬周辺の岩礁に整備された約2.6kmの遊歩道。『ビシャゴ巖』・『エボシ岩』・『子授の岩』・『行水の池』・『目洗いの池』や、アコウ、ハマユウなどの亜熱帯植物など変化に富んだ景観が続く。
＊御厨人窟と神明窟
御厨人窟〔みくろど〕と隣接する神明窟〔しんめいくつ〕は、室戸岬にある海蝕洞。御厨人窟は約1200年前の平安時代にこの洞窟で青年時代の大師が悟りを開いたという弘法大師伝説が残る。ここから見える空と海に感銘を受け『空海』と名付けたといわれる。また、御厨人窟の波音は環境省の『日本の音風景100選』に選出。
※2020年現在は基本立入禁止。木柵内はヘルメット着用で自己責任（08:00 〜 17:00）
撮影日：2018.03
撮影場所：室戸岬